講師:村岡 梓 先生(日本女子大学 理学部 数理情報科学科)研究室HP
担当:小森田 勝也 (九州大 D2)
担当連絡先:sec2(at)ymsa.jp
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(1):イントロダクション
(2):基礎的知識 (線形分光/強相関電子系とは)
(3):光パルスと非線形光学(超短パルス光の基本的性質/非線形光学効果)
(4):先端光パルスの発生とその評価(パルス圧縮/時間プロファイル(強度波形、位相)の測定手法)
(5):時間分解分光の測定手法(ポンプ-プローブ分光、テラヘルツ時間領域分光など)
(6):光誘起相転移と超高速ダイナミクス(歴史的背景から近年の研究展開まで)
担当:小森田 勝也(九州大学 D2)
第二分科会では、日本女子大学の村岡梓先生をお招きします。村岡先生は、有機結晶や有機分子の電子状態、もしくはそれらの光学特性を計算科学的なアプローチから研究されていらっしゃいます。
近年、有機・無機に関わらず半導体材料は注目を集めています。ペロブスカイト太陽電池は一般的なニュースですら取り上げられるようになりました。半導体中の点欠陥の性質は材料の特性に直結しますが、それらを実験的に得るのは非常に難しいです。本講義ではそのような点欠陥の性質を計算科学的なアプローチから予測できるかという点に焦点を当てた内容となっています 。
私自身、普段は実験を中心とした研究を行っており、このような内容は私にとってもチャレンジとなります。「第一原理計算 (量子化学計算) に興味はあるけど、研究にどのように導入したらいいかわからない」という方にも楽しめる内容になっております。参加者の皆様が、この講義を通して、ご自身の研究に新たな可能性を見出してもらえたら幸いです。様々なバックグラウンドを持つ方々と一緒に勉強できることを楽しみにしております 。